過去編 最終話




「これが・・・」
その男は閉鎖された月基地研究所の調査でこの場所に来ていた。
彼はディスプレイに映る文字を見て驚愕した。
<OーR−G−A−N−I−C−S>
超有機兵器のすべてがそこにまとめられていた。
「まだ俺のIDが生きているとは・・・幸運なのか罠なのか・・・」
彼にとっては因縁の地であるこの基地で何かが起こっている。
「俺を・・・待っているのか」
彼は自分の乗ってきたモーターウォーカーに再度乗りこみ奥へ進む。
「とりあえずは・・・全てが繋がった。」
召集された時から予感はしていた。
「アイツの目的は・・・」

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