過去編 第六話:「この国は渡さない!」




その研究所の中一室で男はモーターウォーカーと呼ばれる2足歩行戦車を駆り先へ進む。
「よく月にこれだけの施設を作った物だな」
男はそう言いモニターの先に見える光を目指し暗闇を抜け連絡通路にでた、
下には水槽がずらりと並んでいた。モニターで中身を確認する。
「・・・こんなものまで培養済みか。さすがだよ」
中に絶滅したはずの恐竜が浮かんでいる水槽が200はある
「何をしたいんだアイツは。神様にでもなるつもりか」
男はそう言うとモーターウォーカーの武器を乱射しつつ先を進んだ。
ある目的を果さなければならない。
この水槽を完全に破壊するのは後回しにすることにした。

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